じっくり見たら、表紙のこの生物って何?UMA?
以前、まだ読んでいない本を書評にあげるという前代未聞の書評ブログを書いたが、
きちんと読みましたよという報告をさせていただく。
結論から言うと、良書であった。
科学的に証明された事実に基づき、「小さな習慣」というメソッドの有効性を説いている。
なかでももっとも印象的だった章は、2章の脳の働きと習慣の関連性。
慣れ親しんだ行動は使い慣れた神経回路に信号が通るから違和感なく出来る。
逆にやっていないことに対しては、不快感としての信号がある。
至極わかりやすい論理だ。
本書より、目標は大きく持つのではなく、ばかばかしいほど小さなタスクに細分化することが重要とわかった。
これは投資において大きく当ててやろうとか思う人が成功しないのと同じだ。
それはギャンブルであって技術ではない。
確実に成功を積み重ねていく方がはるかに価値があるのである。