7色の言葉を操る男よりも1つの言語で突き抜けてみたい。
以前、Pythonの教本の説明の際に、PHPでいいじゃん、みたいな話をしたが、
もし、他の言語も体系的に知りたいということであるならば本書をお勧めする。
が、正直言うとかなり玄人向けの内容であるため、
初心者プログラマーは覚悟をもってお手に取られれたし。
実際に各言語の開発者のコメントも書かれており、
プログラミング学習の習熟度があがってきた方には読み物としては面白いのではないだろうか。
各言語の特徴を加味して、擬人化されているのが印象的。
ただ、例えにあがる人物がレインマンやメリーポピンズなどのため、日本人にはとっつきにくいかも。
出来ればマンガやアニメのキャラで比喩してもらえるとよりわかりやすい。
そんな一冊が今後発刊されることを期待している。
本書で取り上げられている言語としては、
Ruby、Io、Prolog、Scala、Earlang、Clojure、Haskel。
今後、他の言語の特性なども本書のように体系的に取り上げる書籍があれば
是非読んでみたい。